ある人はそれを趣味だと言い、
ある人はそれを空間を切り取る機械だと言った。
そのどちらもが、自分自身のそれに対する気持ちと当てはまる。
しかし、更にそれが持つ不思議な力を信じ、
魔法の杖のように考える。
カメラ
真を写す一枚は、
時に、辿った旅路を振り返させ、出逢った人と何を話したかまで想い出させる。
時に、その笑顔は、シンプルに笑うことの大切さを想い出させる。
時に、名前もわからぬ、言葉も通じぬ異国人同士の心を触れ合わせる。
上手く撮れた一枚も、
上手く撮れなかった一枚も、
またそれは、自身の写す真であるのだ。
自分が感じている魔法と同じように、
少しでも多くの人に、ほんの少しだけこの魔法を伝えていけたらと思う。
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